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ユニフェイスの開発者ブログ


Title 新たなる挑戦:製造業からDXエンジニアへ
  • 2024年4月25日
  • maruo.shimohira
新たなる挑戦:製造業からDXエンジニアへ

自己紹介

こんにちは、今年 1 月に入社した新入社員の下平です。

以前より製造 DX に関係のある職種に携わりたいと考えており、

転職活動中、まさにド真ん中のサービスを提供している会社を見つけ、

大変ありがたい事に、今こうしてエンジニアとして働かせて頂いております。

前職

前職は製造業で、鉄鋼メーカのエンジニアをしておりました。

業務内容は、日々の生産の管理(生産コストの改善、生産スケジュールの計画、資材管理)、設備管理(維持管理、新規設備の導入)がメインで、現場サイドの業務が多かったです。

日々の業務の中で、デジタル化の遅れを感じる事が多く、デジタル技術を活用した業務の仕組み化ができれば、もっと楽に、もっと利益が出る仕組みが構築できると思い、現場で足元の改善から始めようと活動しておりました。

しかし、デジタル化の取り組みに関して決裁が下りず、思うように進まない等、課題解決以外の部分で労力が必要なことも多く、悶々としておりました。

そんな中、自らがデジタル化の仕組みを作る側に回りたいという思いが強くなり、開発会社への転職を意識しました。

探していく内に、製造業向けに特化したサービスを提供している会社を見つけ、ここしかないと直感で感じ、すぐに面接の申し込みをしました。

未経験での入社

入社前に意識していた事

  未経験だからと言って何もやっていなければ、採用頂くのは難しいだろうと思っていたので、どのようにやる気を見せるかという事を意識していました。

  ※以下、準備した事

  • アプリの作成 (オリジナリティあふれる一品)
  • 会社に入ってやりたい事を経験職種を踏まえて考える
  • 基本情報技術者の取得

レベル感

 入社当初

    アプリを作る為、react は使っておりましたが、typeScript は使っていなかった為、型に関しては全くノータッチ。

    エラーが出ていても気にせず、動けばよいという感じ。(後に大変な思いをする)

    サーバは node、DB は Mysql を使用。全く分からないわけではないが、とても堅牢とは呼べない作り。

 入社後

    未経験で入社すると、まずはテストから…という所もあるみたいですが、いきなり開発からスタートさせて頂きました。

    上司はしっかりとレベル感を見極め、業務を振ってくれているなという印象でした。

    当然、案件丸投げ等もなく、安心して業務に取り組むことができると感じました。

    技術的な面としては、書き出すとキリがないので省略しますが、個人で開発している時とは全く違います。(「動けば良い」ではなくなる)

 個人での開発と異なる点

    コードレビューが有る点。

    github を活用してコミュニケーションを取りながら開発します。

    自分の実装を組み込んで完了とはならず、技術力のある先輩が確認した上で、    問題無ければ取り込まれます。

    個人で開発している時は、他のエンジニアからのフィードバックが無く、    自由気ままに実装できますが、自分が知っている範囲でしか実装しない事から、    技術の幅が広がりにくい事や、知らないうちに良くない実装になっている事に気づけない等、エンジニアとしての成長速度はどうしても遅くなりがちです。

    仕事として開発に携わる事で、サービスを安定して稼働させ、将来の拡張にも備えるためにはどうすべきかという観点からのフィードバックを頂く事ができます。

現時点での業務内容

画面設計

      Figma 等のデザインツールを使用します。

      いきなり実装を行うのではなく、あらかじめデザインを上司とすり合わせたうえで実装を行います。

実装

      React + TypeScript をよく使います。案件によっては Next 等も使います。

      UI は MUI が多いですが、Fluent UI も使います。

      画面の設計に沿って実装を進めていくイメージです。

テスト

      実装が完了したらテストを行います。 

      単体、結合テストを実施するため、テスト仕様書の作成から行います。

      仕様書ができたら実際にテストを実施し、報告書を作成していきます。

Issue 対応

      製品の Issue の中で、対応できそうなものについて、対応を行います。

所感

      独学の知識で開発業務に歯が立つのか、入社前から気がかりでした。

      結論から言うと、実装自体は一応できるといった感じです。

      実装方法が浮かばず、どうしてよいか分からないといった事は少ないですが、レビューの際に、他の方法で実装してほしいといったように、「より良い実装」を教わる事が多く、初めからそのクオリティで実装できていない事が多いです。

      例えば、「このライブラリを使ってほしい」といった形で、自分が触ったことがないライブラリを触る機会も多く、技術の幅がどんどん広がって行っている感じがして楽しいです。

会社で実現したい事

データ分析パッケージの開発

  まずは開発力を身に付ける事が優先ですが、  この会社で実現したい事があります。

  それは、「データ分析パッケージ」の開発です。

  • 実際にデータを活用し、実ビジネスで結果を出す事が困難である事
  • データ分析まで手が回らないというケースも多い

  このような点で悩みを抱える方も多くいらっしゃると思います。

  実際に私も前職で経験したため良く理解できます。

  また、まだほんの僅かではありますが、実際に製品の開発に携わらせて頂いた事から、  弊社のサービスが他社と比較して優れている点は、「設備からデータを取得するノウハウ」であると感じました。

  「他社では取る事のできないデータ」を 「どのように使えば良いか」という点に着目し、

  新たな価値創出の実現に向けて、少しずつ準備を進めております。

最後に

会社に入ってこういうことがやりたい! 

といった目的のある方とお会いできるのを楽しみにしております!

未経験で入社して分からない事も多々有ると思いますが、先輩方は丁寧に教えて下さる方ばかりなので、心配しなくて大丈夫です!