はじめに
新人エンジニアに向けて、エンジニア歴9年目の現役エンジニア目線で本を選んでみました。
どれも必読本といえるものばかりですので、ぜひ読んでみてください。
リーダブルコード
良いコードとはなにか、読みやすいコードとはなにかについて書かれた本。
本著では、良いコートとは、「他の人が処理を最短時間で理解できるコード」と定義されています。
チーム開発する人は必読。しない人も必読。
読んだこと無い人とは一緒に開発したくないと思ってしまうぐらいに必読の本です。
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Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST
約10年前と少し古い本にはなりますが、Webの仕組みは大きくは変わっていません。
昔に比べWebAPIという形でAPIが提供されるようになり、よりWebに対する知識が必要になってきました。
Webの歴史に始まり、よいURIとはなにか、HTTPとはなにかについて基礎から学ぶことができます。
Webに関係する方は必読の本です。
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理論から学ぶデータベース実践入門 ~リレーショナルモデルによる効率的なSQL
本当に小規模なプログラムや、組み込み系などを除き、ほとんどのシステムではなんらかのDBを利用しています。
最もシステムに於いて大事な部分とも言え、DBの寿命はシステムより長いこともあります。
パフォーマンスに直結するのもDBで、プログラムの複雑さに影響を与えるのもDBです。
そんな大事なDBの基礎から学べる本になっています。
(SQLを身に着けたい人は、SQLを中心とした本を読んだほうが良いです。)
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プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
プログラマの世界では、○○の法則や、英単語の組み合わせの用語が多々出てきます。
例えば、ブルックスの法則や、コンウェイの法則、YAGNI、KISS、DRYなどです。
この本ではそういった様々な原理原則について簡単に解説してくれています。
この本を読んでおくことで他の本を読んだ時にこういう意味だったんだ!という理解が進みます。
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コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法
コンピュータ登場当初は、機械語という0 1で表現しなければなりませんでした。
その後、高級言語「FORTRAN」「ALGOL58」「COBOL」「LISP」「BASIC」などが生まれ、人間の言葉に近い形で記述できるようになりました。
さらに時代が進み、オブジェクト指向、例外、スレッドなど様々な言語仕様が追加され、より短く、より柔軟で、より高度なことができるようなってきました。
なぜこの文法が追加されたのか、またどういった概念なのかを学ぶことができる一冊になっています。
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番外編
オライリー社から発売されている「プログラマが知るべき97のこと」がインターネットだと無料で読むことができます。
著名なプログラマたちのエッセイなので、必読というわけではありませんが、息抜きとして読んでみてはいかがでしょうか。
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