- 2024年5月8日
前職&自己紹介
はじめまして!1月に入社した竹尾です。
私は幼いころから鉄道が好きで、将来は鉄道関係の仕事に就きたいと考えていました。
鉄道会社に入社後は架線の保守や電鉄用変電所の設備新設工事にも携わり、多くのお客様を運ぶ電車を設備面から支えることにやりがいを感じていました。
なぜ鉄道技術者からエンジニア(ユニフェイスのエンジニア)を目指したのか
鉄道を保守管理する業務では設備の点検結果や設備台帳、関係者との通信に紙を多用しております。
紙には視認性・可読性・一覧性があり、誰でも様式を整えることができるメリットがある一方で、データ集計時に転記ミスが発生しやすいことなどデメリットもあります。
また、紙はデータが増えるほど場所を取り、事務所の棚が大量の紙で埋め尽くされ、必要な情報を取得するのにも苦労しました。
鉄道技術者はできるだけ現場設備の保守点検に力を注ぎ、鉄道の安全を担保することが望ましいのですが、紙を多用している影響で私の体感ではあるものの、業務の半分以上は事務作業に費やしていた印象です。
それを何とかしたいと、Visual Basicの勉強をして業務の一部を自動化に挑戦してみましたが、なかなか歯が立たず自分の力不足を感じる日々を送っていました。
ただ、世の中の技術者には似たような課題を感じておられる方もきっと沢山いらっしゃるのだろうなと思い、鉄道会社の中で効率化に力を注ぐよりも、ソフトウェアの力を借りて多くの技術者が抱える課題解決に貢献する方が良いのではないかと考え、好きな鉄道の仕事から離れてエンジニアに転向することを決意しました。
転職活動中、様々なIT関係の企業を探す中で、ユニフェイスという製造業向けのアプリケーションを開発している企業を見つけました。
カジュアル面談で事業内容を伺ったところ、製造業でも紙を多用しており、データ管理の課題があり、データのリアルタイム収集や一元管理を行うシステム開発を行っている と聴き、これはまさに自分が行いたいことであり、すぐに応募しました。
どのように勉強を進めたか
応募するといっても、私はシステム開発未経験であるため、入社するにはReact+C#(.NET)を用いたTodoアプリ開発が必要とのことでした。
私は元々鉄道が好きで日常生活でもよく利用するため、鉄道にまつわるアプリを個人開発した経験がありました。その経験を活かしながら、1か月ほどでTodoアプリを完成させることができました。
個人開発したアプリケーション
https://qiita.com/takeo-t/items/ed18f0d42946c610ba60
現在の仕事内容
実務未経験者向けの研修を受講しながら、弊社の主力製品であるIB-MesシリーズのIssue解決や、製造機械からデータを収集するアプリケーション開発など早い内から様々な経験を積ませていただいています。
会社について
入社して驚いたことはびっくりするほど質の高い研修制度が整っていることです。IB-Mesシリーズの仕様に関することや、DB設計、GitHubの使用方法まで社内のつよつよエンジニアの方からレクチャーを受けることができました。
また、未経験入社の社員にはメンターを指名していただき、実装方法やどうしても自力で解決できなかったエラー解決の相談に乗っていただけています。
ただ答えを教えてもらうのではなく、ヒントを与えて下さりながら解決に向けて進めるスタイルなので、入社時よりも確実に問題解決能力が向上したと実感しています。
技術力が高い方ばかりで、分からないことはとても親切に教えていただけます。
今後の目標
まずは開発力を身に着けることが最優先ですが、長期的には鉄道技術者の負担軽減ができるシステムを作り上げることを目標にしたいです。
最後に
ユニフェイスは製造現場に寄り添ったシステム開発を行っている企業であり、ソフトウェアはもちろんハードの知見も沢山持っています。
製造業で働かれている方や、現場の設備に触れた経験がある方は特に強みを生かせるのではないかと考えます。
ソフトウェアの力で現場の改善をしたいと考えられている方と一緒にお仕事できることを楽しみにしております!